ブラックでもクレジットカードの機能を持ちたいなら、この3択!

クレジットカードは「信用」を担保として、後払いで商品やサービスを購入することができるアイテムです。また、家族に持たせるための「家族カード」や、有料高速道路をスムーズに通過できる「ETCカード」など、付属して別のカードを発行することもできます。こうした機能を使うためにはカードを発行している金融機関から、この人なら後払いにしてもしっかり返済をしてくれる、という「信用」が必要です。支払い能力がなかったり、過去に長期間の延滞や債務整理を行って信用を失った人はクレジットカードは持てないのです。こうした仕組みを持っているのは他にもカードローンや携帯などの商品の分割購入にもあり、これらは総じて「消費者信用」のもとに成り立っているのです。消費者信用というと少しわかりにくいかもしれませんが、借りたお金はしっかりと返済するというルールを守れることが信用に繋がります。信用がない人は不動産などの土地を活用したり、連帯保証人を立てる必要がでてきます。

通常クレジットカードで連帯保証人を立てることはあまりありません。未成年が契約する場合は両親など親権者の保証が必要になることもありますが、成人している人であれば保証人は立てず、保証会社を利用するのが一般的です。つまり保証会社からの信用がなければカードは持てないのです。ブラックの場合は信用情報に過去に金融事故を起こしてしまった記録があるわけですから、審査の段階でその情報が保証会社に伝わることになります。個人同士のお金の貸し借りでも、他の人からお金を借りて返済していなかったり、問題を起こしたことがある人にお金を貸す気にならないように、会社も他の会社で問題を起こしている人との契約は消極的になります。一言にブラックと言ってもさまざまな状況がありますので、一概にブラックでも持つことができるクレジットカードはないとは言い切れません。結局契約するかどうかはカード会社の判断によります。しかしブラックになっていることで契約のハードルが格段に上がってしまうことは間違いないでしょう。

ではブラックでもクレジットの機能を利用したい場合はどのような方法があるのでしょうか。まず1つ目の候補として挙がってくるのがデビットカードです。デビットカードとは銀行が発行しているカードで、クレジットカードのように利用することができますが、利用代金は即座に口座残高から引き落としがされます。後払いになることはありませんので、口座残高以上の買い物をすることはできません。その場で引き落とされるため利用者側にとっても滞納することはなく、信用に影響を与えない取引です。デビットカードの利用はほとんど現金払いと同じです。しかし現金払いと違ってポイントを貯めることができる点がメリットでしょう。デビットカードには国際ブランドが搭載されていますので、対応している実際の店舗やネットショップで利用することができます。特にインターネットでショッピングをすることが多い人は、通販の代金の支払い方法が現金では不便なことも多いでしょう。代金の確認まで商品の発送が遅れてしまうこともあります。しかしデビットカードであればクレジットを利用したときと同じように便利な買い物をすることができます。デビットカードには審査がありませんので、ブラックでも問題なく確実に持つことができます。銀行のデビットカードの取引履歴を見れば、何にいくら使ったのか明細を見ることもできますので、家計の管理をするのにも便利でしょう。

2つ目の候補としては「家族カード」があります。これは契約者が家族に利用できるように渡すことができるカードです。審査の対象となるのは契約者本人の信用情報ですので、家族がブラックだったとしても影響はありません。ブラックでない場合でも、例えば専業主婦で収入がなくて自分の信用だけでは契約ができない人や、学生に向いているカードでもあります。家族カードは基本的には本契約のカードと機能に大きな違いはありません。設定によって限度額を決めることはできます。ただしカードの利用総額は本契約の限度額までです。複数の家族で家族カードを利用する場合はすぐ限度額に到達してしまうこともありますので、利用のし過ぎには注意しなくてはなりません。また大きな買い物をするときには必ず契約主に連絡をしておきましょう。家族カードは利用金額が大きくなりやすい分、ポイントもすぐに貯まるというメリットがあります。また、1枚の家族カードを複数の人で利用することはできません。家族カードも1枚に対して利用することができるのは家族1人だけです。必要とする人がいればその分だけ家族カードを発行しなくてはならず、場合によっては発行手数料がかかることもあります。特に高ステータスのカードの家族カードは年会費も発生するものが多いので、その年会費に見合ったメリットがあるのかを意識しておきましょう。利用しないのに家族カードを作っていても無駄になってしまうだけです。

そして3つ目の候補がプリペイドカードです。プリペイドカードはたくさんの種類のものが出ていますが、どのカードも先に入金しておき、その分だけ利用することができるという性能に違いはありません。こちらも前金制ですので、信用にかかわる取引ではなく、審査なく発行されます。

例えばソフトバンクカード。ソフトバンクのユーザーであれば無料でカードの発行をすることができます。ソフトバンクはTポイントの貯まる会社ですので、もちろんソフトバンクカードでもTポイントが貯まります。還元率は0.5%です。ただし普段Tポイントのたまらないお店でもこのカードを利用して支払いをすれば、Tポイントが貯まるようになります。VISAが利用できるすべてのお店が、Tポイントの貯まるお店になるのです。カードは好きなソフトバンクショップで作ることができます。もちろんインターネットショッピングに利用することもできます。チャージする方法は4つあります。簡単なのが、ソフトバンクまとめて支払いを利用したチャージです。携帯電話には何か別の料金を携帯電話の料金に合算して請求する「まとめて支払い」という機能があります。アプリでコンテンツを購入したり、曲や映画などのメディアを購入するのに利用することができます。

これは携帯所有者に与えられる信用枠のようなもので、携帯料金の滞納をしているとこの機能を使うことができない場合もありますが、ブラックになっている状態でも携帯料金の滞納がなければ設定されていることでしょう。設定金額は利用期間や年齢によっても変わってきます。高い人であれば10万円近い限度額がある人もいます。また、銀行振り込みやジャパンネット銀行の普通預金口座があれば、口座振替チャージを利用することができます。振込ではジャパンネット銀行にある自分のソフトバンクカード用の口座に入金をすることになります。振込手数料がかかることがありますので、利用する金融機関には注意しておきましょう。

また貯まっているTポイントを利用してチャージすることもできます。100ポイントで85円分のチャージをすることができます。またジャパンネット銀行では公式にTポイントを現金化することも可能です。ただし15%分もロスしてしまいますので、もしTポイントが余っていて使い道がないわけでないのであれば、そのまま店頭での支払いなどで利用したほうが無駄なく利用することができるでしょう。

ソフトバンクカードはiPhone7から導入されたapple payも登録できるので、通常のクレジットカードと同じように便利な使い方ができます。チャージの方法によって、1日にチャージできる限度額や1年間にチャージできる限度額が決まっています。カード自体は最大で100万円分までチャージすることができますので、下手をすると信用で契約しているクレジットよりも高い限度額になることもあります。

例えば20万円の限度額がないカードでは20万円以上する高級家電を購入することはできません。しかしチャージしてある分だけ利用できるこのプリペイドカードを利用すれば、高い買い物も難なく行うことができるのです。20万円の買い物をしたら200000×0.5%で、1000Tポイント貯まることになります。たかがポイントと思うかもしれませんが、ちりも積もれば山となりますので、ブラックではない人でもこのカードは作っておいて損はしないでしょう。ただしソフトバンクユーザーでないと持つことができません。他の携帯会社を利用している人は、そこの会社でもプリペイドカードを発行している可能性があります。利用できるようなものがないか確認しておくと良いでしょう。プリペイドカードは携帯会社以外にもさまざまな会社が発行をしています。

プリペイドを作るときにいくつか注意してかなくてはならないことがあります。それは上限金額が低く設定されているものもあるという点です。ソフトバンクカードはこうしたカードの中でも最高に限度額が高いカードです。中には5万円程度までしかチャージすることができないものも少なくありません。高額なチャージができるカードは利便性は高くなりますが、それだけ落とした時のリスクも高くなってしまいます。100万円入金しているプリペイドを落としてしまったら、と考えると、それだけでも不安になってしまうことでしょう。プリペイドでも紛失時にカードを停止することができますので、忘れずに連絡するようにしましょう。紛失に気づいたらすぐに連絡をすることで、不正に利用されてしまう危険性を下げることができます。ただのチャージ式のカードだと思わず、クレジットと同じように厳重な管理が大切です。

またプリペイドにはクレジットにあるような「ショッピングプロテクション」機能はありません。特に海外旅行で利用する場合には注意が必要です。ショッピングプロテクションがあるカードで支払いをすると、その商品は運搬途中に破損してしまったり何か事故に巻き込まれたとしても、補填されることになります。家族カードの場合は本契約のカードにショッピングプロテクションがついていれば、保険にも自動加入することができます。旅行で利用するのであればプリペイドよりも家族カードのほうが良いでしょう。

海外のショップで「円」以外の通貨で決済する場合は1つ注意が必要です。いったんはリアルタイムに料金が引かれることになりますが、その後正しい為替レートで料金を再計算することになります。その日のレートの動き次第では、いったん料金が引かれた後もさらに追加で為替差分の料金が引かれることがあります。もしカードの残高ギリギリまで利用してしまうと、その場払いのプリペイドでも追加で入金が必要になることがあるのです。信用情報に記録されるような取引ではありませんが、未払金を残したまま長期間いると、カードが自動的に強制解約になることもあります。為替差分での料金は利用する金額にもよりますが、大した金額になることはあまりありません。利用後にこのような追加の支払いが必要になっていないのか確認することも忘れずに行いましょう。

もしETCカードを利用したいと思っている人は、クレジットカードがないと残念ならが発行することができません。しかしETCカードでもプリペイドカード式のものが出ており、チャージをしておくことによって高速道路を有利な料金で利用できるETC割引を活用することができます。あらかじめチャージしておかなくてはならないことや、利用場所が高速道路の料金支払いのみと制限があるため、利便性的にはあまりよくありません。しかしカードの発行ができない人にとってはETC割引を利用する方法はこれしかないのです。

世の中は信用で回っていると言っても過言ではありません。それほど信用は重要なものなのです。信用は築くことは難しく、壊すのは簡単です。カードの利用で失敗してしまった人は、これ以上信用を悪化させることがないように、こうしたカードの利用については管理を徹底していきましょう。信用情報の記録は最長でも10年で消滅しますので、もしデータが消えればまた、クレジットカードを作ることができるようになります。同じ失敗をしないように、カードの利用の仕方は見直しておきましょう。